鬱、無職、窓辺にて。

現在はただの窓辺です

御実家

実家にいる。少し前から姉が飼い始めた猫が可愛い。話は変わってゲンロン11の東浩紀の論考が大変良く、時間はあいたが國分功一郎の中動態の世界を今読んでいる。が、少し難しい。内容がむずかしいというか、古代ギリシアの知識が全然ないので見慣れない固有名や単語で少し止まってしまいなかなか進めない。だが頑張って読み切りたい。

エヴァTVシリーズを見終わりdetroitはとりあえず一周クリアした。detroitをクリアした日は不滅のあなたへも読んでいて情緒不安定だったのか、その2つの作品によって感情がめちゃくちゃになってしまった。あとは攻殻機動隊の1シーズン目も見終わりましたね。今月はMCU映画を1から全部見るという強い決意がある。実家から帰ったらテーブルを買わなくてはいけない。そしてアニメーション作りを始めたい。継続できない人間なりにどうにかモチベを維持しつつ未完の完成品を産出していきたい。よし寝るぞ。

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23時に寝て19時に起きるとかいう意味の分からないことをしてしまった。途中2時間起きてたけど。
落ち込んだ時はこうなる。落ち込む理由は特にない。毎日投稿しようと思ってたけどtwitterに書くようなどうでもいい文章残したところでどうなる?って思ってしまうので気が向かない。気が向かないことは基本的にしたくない。あと数時間したら部屋をそれなりに片付けてそれなりの準備をして家を出ないといけない。めんどくさい。

DAU.ナターシャ見た

既に「毎日投稿ボタンを押す」といういつかの決意が彼方へと飛んで行ってしまったわけだが気にしないでおこう。私はそういう人間なのだ。全てを中途半端にこなしていく。

1950年代のソ連を舞台とした映画「DAU.ナターシャ」を見てきた。映画についての詳細をあまり確認せずに行ったのだが、鑑賞後色々調べていたら撮影の規模がとんでもなかった。

オーディション人数39万人以上、衣装4万着、欧州最大1万2000平米のセット、主要キャスト400人、エキストラ1万人、そして莫大な費用と15年の歳月をかけ、美しくも猥雑なソ連の秘密研究都市を徹底的に再現。

「ソ連全体主義」の社会を完全再現した「DAU. ナターシャ」監督が語る狂気のプロジェクトの狙い : 映画ニュース - 映画.com

音楽はなく長回し(言い方が合ってるのか分からない)が多用されていて、性交もそのまま映される。尋問のシーンは、人間の心の壊し方を見せられているようで苦しかった。捜査官役は実際のKGB(ソ連国家保安委員会)元職員で、しかもあれが台本ではないというのだから驚愕した。映画というより演劇を見ているような感覚、その場に居合わせ目撃しているかのような辛い没入感があった。ただ鑑賞するだけで終わらせず、負と悪の記憶を追体験させることが監督の目的なのだと思うが、パリでは撮影倫理をめぐる議論が起こったり批判記事が出てきたりもしたという。


ロシア語で旅する世界(10) 循環する記憶──イリヤ・フルジャノフスキー監督『DAU』とバービン・ヤル博物館|上田洋子 | ゲンロンα

バービン・ヤルに設立予定の博物館の話、イリヤ・フルジャノフスキーの父の話などされていてとても良い補助線となった。ナターシャ以外のDAU作品も日本で放映されるといいな。


予告見た。「狂った」とか「何かがおかしい」みたいなコピーを予告に入れるの本当に好きですよね。私は映画あんまり分からない人間だけど、日本の映画広告のダサさだけは分かる。特に恋愛ジャンルで発揮されている気がする。邦題もだけどポスターなんかもう最悪で絶対皆だっせー!って思ってるのになぜか変わらない不思議、、、なぜなのか、、、

財産権か、それとも領土か

マーカスがついに人類に声明を出し、サイバーライフ社にカチ込んでアンドロイド達を解放するとこまで来た。ブロードキャストを乗っ取ってスピーチする場面は選択肢が多くあり悩まされた。自我と感情を獲得し自由を求めるアンドロイドが人類に求めるものとして、財産権もしくは領土、どちらの要求がより重要だったんだろうか。

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平和なデモだけやったって単なるバグと処理されて世界は変わらないのだろうし、だからといって暴力に訴えすぎても即刻排除の方向に向かってしまうのだろうから革命とはあまりにも難しい。などということを考えながらやっていたらちょっと暴力側に寄っていたらしく、回のエンドとしては別の土地での暴動も引き起こしてしまったっぽい。拳のシンボル選んじゃったからかな。あと、この声明以降(?)メインメニューのクロエの挙動がおかしくなってきた。こういった、ゲームの進行具合で本編外の要素に変化がみられる仕様は大好きですね。

最近デトロイトの話しかしてないが、blenderのCG制作もちまちま進めてるしエヴァも見ているしスーパーお布団ゴロゴロもしている。ワンダビジョンがすごくいいと聞いてmcu作品を見る決意も生まれたので、デトロイトが終わったら1から見ていこうと思う。アイアンマンくらいしか見たことがないので...。最近は色々な物語に触れることが楽しい。

Detroit: Become Humanの話 #2

無線のコントローラを買った。結論は買って良かった。最初に買った激安のものより使いやすい。任天堂のボタン配置に完全に慣れてしまっていたのだがこれを機にXboxスタイルに矯正することにした

Detroitの話
ズラトコ屋敷でのカーラ戦闘は手に汗握った。戦闘や緊迫した状況だと選択肢を選ぶ時間がめちゃくちゃ短い。そしてコントローラのこともあってAとB、XとYのボタンを何回も間違えそうになるから人一倍緊張してやってる。視点とカメラには慣れてきた。

カーラのルートはアリスを連れていることもあり、アリスを守るのだという明確で倫理的に正しいであろう目的があるのであまり選択に迷うことがない。マーカスは自由を求める反人間アンドロイド組織に辿り着いた。サイバーライフ社の倉庫にて物資を盗む回、警備のアンドロイドに見つかりそして人間もやってくるのだがその人間を殺してしまった。警備に協力を頼んだ時にこめかみLEDが黄色に点灯していたし、あれはこちらの意をくみ取ったということで人間を殺す必要はなかったんじゃないだろうか、、、革命に犠牲は必要だろ!とか思って無駄な殺しを、、、こういう事を考える奴がいるから世界は駄目なのでは、、、。これが現実だとしても選択甘すぎる。一人の人間くらいなら複数アンドロイドで黙らせられそうだし、何よりここで殺人があったと知れたらもう物資は取りに来られなくなる。まぁ現実で革命の予定ないしいいか、、、。

コナーのルートが一番難しい。単に選択が難しいのではなく、どのような目的・感情をベースに選択をとっていけばいいのかが自分でよく分からない。ハンクに心を開いてほしいのと、事件捜査アンドロイドとしての任務をできるだけアンドロイドらしく、情に左右されずこなそうとしている。だから風俗店から逃げるアンドロイドを撃ち殺してしまったわけだ。でもこれは私がコナーとしてその選択をしているというより、コナーというキャラクターを演じようとしている感覚がある。

前回の記事で、コナーは交渉尋問をする優れた捜査アンドロイドのはずなのにその重要な捜査を私(人間)が行っているのはおかしいのでは、ということを書いた。人間には機械的で合理的な選択は不可能なので、どれだけアンドロイドらしく努めようとしてもそこには必ず情や人間性が介入してしまう。これこそがゲーム内で「変異」と呼ばれているものなのだろう。私が感じた違和感というのは正しくて、つまり私がプレイしている時点でコナーの変異は始まっているといえる。

とか思いました。
にしてもルートが本当に膨大にある。すげえよ。

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昨日は早めに家を出て映画を見てから焼肉に行く予定だったのに全く頑張れず朝も起きれず結局夕方時間ギリギリに出ることになった。はぁ。でも肉はたくさん食べた。今日もすごくだるい日でバイトには頑張って行ったものの一日落ち込んでいた。PCをスリープにして寝ていたのだが早朝なぜか起動したらしく、しかもなぜかデトロイトまで起動されてメニュー画面にいるアンドロイドナビゲーターのクロエの声に起こされるとかいう出来事があった。「素敵なインテリアですね」じゃないんだよ。スリープ解除まではいいとしてゲーム勝手に起動されるってそんなことある?怖すぎるだろ。

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Detroit: Become Humanやり始めた

ずっとやりたいと思っていたDetroit: Become Humanを始めた。前まではノートPCを使っていたんだが秋にパーツ買いしてデスクトップを組んだ。これでぼちぼちスペックからそこそこスペックになったのでデトロイトのようなグラフィック凄い系ゲームもできる。といってもそんなにゲームをやる方ではないが。

Detroit: Become Human
西暦2038年のデトロイト。そこではテクノロジーが進化し、人間そっくりのアンドロイドが溢れていた。アンドロイドは人間と同じように話し、動き、行動する。しかしながら、彼らは人間に使えるただの機械に過ぎなかった。

個性豊かな3体のアンドロイドとして、彼らの目を通して混沌の淵にある世界を、そして人類の未来を見よう。あなたの決断がシリアスなゲームのストーリーの成り行きを決める。
誰が生き残り、誰が死ぬべきか。道徳的なジレンマがプレイヤーを悩ませることとなる。数千にも及ぶ選択肢と数十ものエンディングが用意された世界で、さてあなたはデトロイトと人類のどのような未来を紡ぎ出すことになるのだろうか。

昨日寝不足で眠いからプレイして思ったことを適当に書く。

まず操作性の話だが視点の変わり方が謎でキャラクターをすごく動かしにくい。もしかしたらわざとなのかもしれない。グラフィックが凄くてとてもリアル。動かせるもの、調べられるもの、動き回れる範囲が完全に決められていることは不自由に感じられるが、主人公はアンドロイドなので人間の指示のとおりにしか動けないという点で妥当。

マーカスは所有者が教養ある芸術家、思うままに絵を描いてみろと言われたり、俺が死んだらお前は自分で身を守り道を選べとか言われる。あと街中のおつかいで反アンドロイド運動、アンドロイド悪魔演説、アンドロイドに仕事奪われた物乞いなどが見られる。捜査をサポートするコナーのルートは事件を解明していくサスペンス的要素があり楽しい。カーラのルートはDV家主トッドから娘アリスを守るときの揉み合いの演出がすごくてかなりハラハラした。これが没入感か。

Detroit: Become Human - PGW 2017 Gameplay Trailer | PS4 - YouTube

それぞれのルートで、コナーは責務・倫理、カーラは傍観・感情移入・人間的良心、マーカスは葛藤・アイデンティティ・自問自答、のようなものがテーマになっているのだろうか。などぼんやり考えた。NO ANDROIDS ALLOWED看板の店がよくある。

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▲所有者を刺殺した変異体とコナー

コナーは「高い分析能力と洞察力、コミュニケーション能力を持ち、事件の捜査の他、犯人との交渉や尋問も行う」アンドロイドらしいが、その犯人との交渉尋問がプレイヤーである私、つまり人間の選択で進むということに少しの違和感がある。交渉尋問に関してはまだぽんこつ性能ってことでいいですか、、、?

以上。まだストーリーの20%くらいしか進んでないのでとりあえずこの先に期待。

ウォッカ買ってきた

お酒の中ではペールエールが一番好き。もっと色々飲みたいけど海外ビールは高いのでなかなか気軽に買えない。プレモルが"香るエール"を出したあたりから普通のスーパーにもエールが並ぶことが多くなった気がする。この調子で日本メーカーもどんどんエール製造に力を入れてほしい。そして輸入ビールもどんどん置いてください。

少し前に飲んだ美酢のビネガーサワーざくろが美味しかったのでレモンサワーブームが去ったらビネガーサワーの波が来るといいよ。檸檬堂が一時すごく流行ったけど特に美味しいと思わなかったな。レモンザリッチ、キレートレモンサワーあたりの方がうまいと思うのだが。贅沢絞りのグレープフルーツも甘すぎず好き。

ビールとチューハイばかり飲むのは健康的に良くない感じがしたので最近ウォッカを買ってきた。甘いジュースで割ってしまったら市販チューハイと同じだし、だが水割りや炭酸割りはちょっときつい、と思っていたらトマトジュースで割るのがいいっぽい。ってGoogle先生が言ってた。トマトジュースだけだと微妙だったけど炭酸水も混ぜたら意外といける。つまりトマトサワーだな。飽きるまで仲良くする。ワインと日本酒も好きだが、できればウイスキーを好きになりたい。

筋肉と自由と責任、あとクマ

相変わらず肩こりが酷いのでついにジムに行く決心をした。コロナで人が減ったのか会費割引キャンペーンをやっているのを発見した。ジムに行くなど馬鹿馬鹿しい家の周りを走りペットボトルに石でも入れろと思わないこともないが、継続できない人間にとってモチベーションが一番の問題なのだ。

夏は接骨院に、秋から最近まで鍼灸に通ったりもしたが首と肩のだるさは全く改善されなかった。姿勢を良くして、デスクワークを減らして、ストレッチをして、筋肉を鍛える、これを全部うまいことやったら治るっぽい。そんなこと当たり前だろふざけんなよ。継続できない人間はストレッチも筋トレも続かない。

本当は4日前に入会しに行く予定だったが全く外に出る気力が湧かず家でダラダラと過ごしてしまった。この「気力」にはとても波がある。やる気と言ってもいいかもしれない。やる気がある日は普段は億劫なことも楽にこなせるが、駄目な日はそれはもうとても駄目で、10時に起きるつもりが15時に起きさらにそこからほぼ無の1日を過ごすことになる。まさに昨日がそうだった。pm10時に起きたと言ったがそのあとにさらに寝た。

この気力湧かないdayは数日続くことも最近分かってきた。調子の波など人間誰しもあると思うので、私が「今日は駄目な日~」と布団にくるまる日も波など存在しないかのように会社に向かう人々がいると思うと少しばかり自分が情けなくなったりもする。いや、これは半分本音で半分建前だ。この選択をとれることは精神に大変やさしい。自由の反対は責任だなと常々思う。責任を負うことで得られる幸福がたくさんあることもちゃんと分かっている。

今日ジムの初回利用で思ったこと:うわあムキムキの人がたくさんいるこわい
やっぱり筋肉って無言の圧というか他人をヒヨらせるパワーがあるな。動物園でトラとかクマのブースに辿り着いた時に抱く感覚に近い。その圧、欲しい。