鬱、無職、窓辺にて。

現在はただの窓辺です

RN#21

バイト面接は終わり無事採用となった。えらい、よくがんばった。工学関連のところなので工学部卒が役に立ったらしい。のくせに時給が安い。セイコーマートの方が高い。いやでもコンビニで働くのって絶対大変だしな。コンビニの時給をもっと上げるべきだよね。

面接はすごくめんどくさかった。安時給で未経験歓迎のくせに履歴書の上から一つずつ、職務経歴も詳細を喋らせるような感じで本当~にめんどくさかった。しかも私は結構謎な経歴なのでより面倒。面接してくれた3人のうち2人の人はいい人だったんだけど、一番右側にいた菜々緒みたいなストレートロングヘア―の若い女性事務社員。そいつはずーっと不愛想な顔でつまらなさそうに私の履歴書を眺めていた。最後にリーダーみたいな人が「菜々緒からは何かないですか?」と言った時に、その不愛想な顔で「…○○さんはなんで今まで正社員で働かなかったんですかぁ?」などという恐ろしい質問をしてきた。怖すぎて笑う。これが圧迫面接ですか?泣いておしっこちびるかと思った。まさかそんなことを聞かれると思っていなかった私は盛大にキョドり、「あっえっと家庭の事情で…アッ複雑でして…ハイ…家庭の事情で…」と無理やり質問を終わらせることになった。目が泳ぐってこういうこと~。しかも私のこの返答に菜々緒は気怠そうな表情で眉一つ動かすことはなくさらには一言も発さなかった。なんか言えや。なんなんだよあの女許さないからな。

だが今になって思えば、家庭の事情などと言う必要もなく(別に家庭の事情ではないし)、単に「自分のライフスタイルにその働き方が合っていたので」と言えば済んだ話なんだ。まぁテンパるとどうしようもない。クソ、正社員がどうとか本当にどうでもいいぜ。生きていけてるならそれでいいだろうが。

大学在学中に鬱になったので4年の夏に退学しようとしたところを家族に止められなんとか卒業した。入った研究室が学科内でも屈指のゆるさを誇っていたことが卒業までたどり着けた大きな理由でもある。頑張れない無理だ辞めてしまおう学歴なんてどうせ今後使うことないってあの時は思っていた。でも結局「大卒」にブランドはあって、今回のバイトのように「工学部卒」に助けられてしまっている。肩書きとかキャリアとかそんなものいらないんだもう私は適当に生きていくから、などと思っていたくせに、そうやって否定して自分から切り離したつもりのものがこうして人生の役に立ってしまっていて、なんだかとても情けない気持ちになる。でも使えるものは使っていくしかない。あとバイクに乗っているというのは本当に便利で、特に男性、おじさんはそれだけで親近感もってくれたりするのだな。最近はもう全然どこも行けてないけど登山やらの趣味も何かと便利ですよ。

アプリのイケメン(確)についてだがあれから2回目があった!2回目も夕方から終電までめちゃくちゃ飲んでしまったし楽しかった。3軒行って金はぶっ飛んだが行ったお店が大変良かった。前回も少し書いたけど、共通の話題がすごく多い上に、知らないことでもお互いがお互いの話を楽しんで聞ける感じがとてもよい。アウトドアスポーツの話なんでもできる上に海外の話もできる。かと思いきや市川春子の短編の話からサイバーパンク2077、TRIGGERやらノンフィクション探検記、料理やスパイスの話までできるんですよ。(まぁ探検記の話は私が一方的にしただけだが)。そんなイケメン好きになっちゃうと思いませんか?いやもう認めてしまおう私は既に好きだ!!!トレッキング誘ってくれたり2回連続で終電まで飲んでくれるぐらいだから嫌われてはないと思うけど、特に恋愛対象だとも思われていないような気がする…。好きと言ってくれた人を好きになるみたいな恋愛が多かったので自分からがんばるやり方が全然分からない。それよりなぜ私はここにこんなことを書いているんだろう。でもまぁせっかくだし最後まで書くか…。