鬱、無職、窓辺にて。

現在はただの窓辺です

初めての舞台「偏執狂短編集Ⅳ」を観てきた

6月11日に偏執狂短編集を観てきました。
実は今回の東京滞在で一番楽しみにしてたもの。
舞台は今まで興味を持ったことがなかったのだけど、はるかぜちゃん(春名風花さん)がよくTwitterで宣伝してるのを見てなんとなく予約してみた。
この東京滞在はサブタイトルが「文化・芸術に触れる」なのでね一応。

内容は簡単に言うとエログロサイコ。
この日は台風が来てて雨だったんだけど、そんな中列をなす客たちがが一歩ずつ地下の劇場へ潜っていくのは少しドキドキで、これ予約する人達絶対どこかしら変態だよなあなんて事も考えてたのでおかしくもあった。
小さな劇場に来るのも初めてだった。
はじめに思ったのが「椅子こういうやつね!」という事。
映画館みたいなフカフカのやつ想像してました。
今回はぶっ通し公演で6時間くらいあったので結構腰が疲れた...

一番持ってかれたのは川添美和さんだったなぁ。
とてもお綺麗な方で、すごい引き込まれたし目が離せなかった。
ゴダイヴァの演目が終わった後速攻でお名前チェックした。
まばたきまでも美しかったな。
あとは根来武志さん、丸山翔さんももっとお芝居を見ていたくなるような方でした。

個人的にはゴダイヴァとアンドレイチカチーロの演目がよかった。
やべーもんみた!という気分には案外ならなかったな。
スプラッタ的に血や臓物がもっと飛び出ると思ってたからな。いや飛び出てはいたんだけども、表現として下品じゃないというか。
過激ではあるがストーリーは丁寧にかつ笑いどころも作る、そんな印象でした。
舞台とは大体そういうものなのかな?
こんなに笑いを取るシーン出てくるものなんだなぁと割とびっくりだった。
ただアフタートークはかなりグダグダだったのだけどあれでいいのだろうか。
まぁオマケみたいなもんか。

役者さん達は本当にすごかった。
どんな事を考え意識し演じているんだろうとか、なんで「芝居」をするんだろうとか、演目と関係ないことも結構考えてしまった。
加えてどうして人は芝居を見に来るんだろうなぁ。
もっと足を運んだら分かるのかもしれないな。